少し前ですが、沖縄そばを食べてきました。個人的には伝統的な沖縄そばの製法を踏襲している明治38年創業の「きしもと食堂」に行きたかったのですが、今回は時間的に厳しそうだったので、「てぃあんだー」に訪問してきました。
本記事では以下の方を対象にしています。
・「てぃあんだー」について知りたい
・「てぃあんだー」のおすすめメニューは?
以下記事で解説していきます。
沖縄そば「てぃあんだー」とは?
ここ「てぃあんだー」は沖縄そば店らしい食堂感のある風貌ではなく、オシャレなカフェのような外観なのがまずびっくりした点です。沖縄の沖縄そば屋と言えば沖縄民家の印象があったからです。

そんなオシャレな外観の「てぃあんだー」ですが美味しさは本物です。

県外の人からすると、「てぃあんだー」といわれても良くわかりませんが、とは、沖縄の方言で直訳すると、「手の油」と言います。つまり「真心を込めてつくる」ということです。
店舗は那覇新都心の近くにあり、那覇空港からのアクセスも良いです。
沖縄そば「てぃあんだー」のおすすめメニュー
出汁も自家製麺もバラエティーに富んでいるのが特徴です。これでの伝統的な沖縄そばにはないような創作メニューも展開しているのがこのお店の特徴です。
自家製麺も手打ちで、ヨモギを練りこんだ麺もあるのが衝撃的です。
ここでまず食べてほしいのが「沖縄そば」です。


沖縄そば「てぃあんだー」の麺
麺は自家製手打ち麺を使用しています。
使用する小麦は無漂白のものを使用しており、ブレンドしたものになります。「てぃあんだー」の麺が若干くすんで見えるのはこのためです。すごいのが製麺機を使用するのではなく手打ちだということ。手打ちだと提供する食数も限られてくるので、如何にここのお店が利益よりも美味しさに重きを置いているかがわかります。

なかでも「ふーちばーそば」は、「ふーちばー(よもぎ)」を練りこんだそばなので、独時の色合いをしています。麺を噛んだ時に口の中に広がる小麦の香りとよもぎの香りがたまらなくいいです。沖縄そばの新しい楽しみ方です。


また、通常の沖縄そばの麺であれば油をまぶすのですが、「てぃあんだー」の麺はそのまま生麺を使用しています。
沖縄そば「てぃあんだー」の出汁
出汁は鰹風味で麺に合う還元水を使用しあっさりと仕上げています。

トップにパンチのある鰹の香りと強い旨味がポイントです。これだけインパクトがあり素材の味わいがしっかりしている沖縄そばはどうしてできるのかと思っていましたが、秘密はこの還元水にもあるようです。
トッピングもチャーシューとネギと生姜だけのあっさりとしたもので、麺と出汁で勝負していることがひしひしと伝わってきます。沖縄そばは紅しょうがの印象があったのですが、「てぃあんだー」はきざみ生姜を使用しており、出汁に沈めると全く違った味わいも楽しむことができます。
チャーシューは別で出す提供の仕方も新しいですし、伝統的な沖縄そばにあった具材をあえて使わないのも珍しいですし良いと思います。
沖縄そば「てぃあんだー」の店舗情報
沖縄そば好きには是非とも行ってみて頂きたいお店です。
電話番号:098-861-1152
所在地:沖縄県那覇市天久1-6-10
アクセス:おもろまち駅より、国道58号線上之屋交差点方面へ。りうぼう楽市の無印良品裏。ゆいレール/おもろまち駅より徒歩20分(1.3km)、おもろまち駅から1,128m
営業日:11:00~なくなり次第終了(日曜営業)
定休日:月曜日
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